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soeda15

阪神淡路大震災から30年 ~改めて哀悼の意を表す大切な日~

1995年の今日、阪神淡路大震災が発生しました。お亡くなりになられた方々に、改めて哀悼の誠を捧げます。そして、犠牲になられた方々が身をもって教えてくださった災害の教訓について、私達は敬意と感謝の気持ちも忘れてはなりません。


犠牲になられた方々のに、私達は改めて思いをはせねばなりません。

今から30年前、私が高校2年生の時でした。ちょうど、私の娘もいま、高校2年生です。

こうした事実をしっかり、語り継いでいかねばならないと、強く感じます。

私は3.11は福島出身者としてよく知っていますが、阪神淡路大震災は詳しくはありません。ただ、記憶に残っている世代だからこそ、犠牲者の死を無駄にしない責務はあると思っています。


この震災では、お亡くなりになられた方の実に9割は建物の下敷きになった「圧死」でした。そのほとんどの建物は、旧耐震基準のままの建物でした。


また、当時は、報道管制(警察がマスコミ報道を制御すること)がうまくいかず、各メディアが勝手にヘリで報道していたため、多くの騒音が発生し、建物の下敷きになった方々の声がかき消された事故でもありました。


また、ボランティア統制の機能もなかったため、大渋滞も発生し、重機や救急車が動けない状況にもなりました。さらには、コンビニ各社も調整なく食品の配達を行い、それも大渋滞に拍車をかけただけでなく、結局、被災者には届かず、大量の廃棄処分になったという事実もありました。


さまざまな課題が露呈した震災であり、そこから、様々な対策が取られていくようになります。私達は、そうした多くの犠牲者の方々がいらっしゃったからこそ、今の災害対策への教訓があるということを忘れてはなりません。


そうした気持ちを持ち続けることは、災害対策はもちろん、人としての先人への敬意と感謝という気持ちを持ち続けることにもなります。しっかり、次世代にも伝えていきたいと思います。






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