高熱で数日寝込んでいましたが、やっと復帰。
年末最後は、最新のがん治療について学ばせて頂きました。
介護政策と違い、医療政策はまだまだ勉強不足なので、積極的に質疑させて頂いております。BNTCという放射線治療についてのブリーフィングを受けています。
ホウ素中性子補足療法というのが、正式名称。
ガン細胞とホウ素は結合しやすいという特徴があるそうです。
あの化学の懐かしい、「水兵りーべー僕の船・・」を30年ぶりに思い出しながら聞いてました(笑)💦。水素、ヘリウム、リチウム、ベリリウム、ぼく=B(ホウ素)の元素記号5番目の、あれですね。意味は、ほぼほぼ覚えてませんが💦
まあそれはさておき、ホウ素はさらに、放射線の一種である中性子とも相性が良く、核反応が起きやすく、それによりがん細胞のみが破壊される治療法。
放射線はホウ素が結合したガン細胞のみに届くこととなり、ホウ素の結合していない、正常細胞には届かないため、影響が少ないというもの。
この治療により、転移が進んでいる人でも、多くの命が救われています。
お次は陽子線。
風船のように、がん細胞ある箇所、1か所を狙い撃ちするもの。しかし、転移があまりにも進んでいると使用しにくい治療法でもある。その場合は、前者のホウ素中性子治療が有効。
ただ、前者は多くの被ばくがあり、他の副作用が心配されるという欠点もあります。
最先端の治療も完璧ではないですが、多くの命を救っていることは事実。そうした医療の最先端も浪人の今だからこそ、しっかり学んでいきます。
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